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2011/11/05(Sat)

仕事柄、若い人達と

出会う機会が良くあります。

何度も会ううちにプライベートな話もする様になる。


トッポい見た目とは裏腹に、まだ20代前半なのに仕事に燃えて結婚や家を買いたいと嬉しそうに

話す頼もしい子もいれば、仕事が上手く行かず何が向いているのか、とても悩んでいる子もいます。


自分としては器も小さいし、真剣に相談を持ちかける若い人たちを解決に導く正解が答えられない。


でも、自分もジジイだけど、偉そうに生きザマの説教をしたがる大した事も無い ジジイに対しては、

たまたま長く生きてるから余計な知識が身に付いて、自分より目下と思える人間に語る時だけ、

実現出来なかった欲求の矛先( ほこさき を)ハケ口にして、向けているだけだとも思っています。



だから、出来るだけ正直に書きますね。



ウチの実家は土木関係の自営業で長男の自分が後を継がなきゃいけない立場でした。

どうやっても不向きだった実家の仕事に就いて 10年以上、来る日も来る日も



「 オレは跡継ぎなんだから 」 「 こうしなきゃ いけない 」

「 認められたい 」  「 いい人でいなくっちゃいけない 」

「 無理なんか、してない 」


「 辞めたら親が悲しむから 」 「 もう、放してくれ 」




嫌われるのがイヤだから、人に どう思われているかだけを腐心し続ける薄っぺらな生き方。

ホント、そんな事だけを毎日 考えてヤッてました。

強く思い込もうとする程、反比例して 心の中に収拾のつかない嘘と見栄を重ね、

言動も行動も稚拙( ちせつ )になった。



「 オレなんか、早く死んじまえばいいのに 」



嘘と見栄だらけの鎧 ( よろい )でガッチリ固めてたから、誰にも言えない。


本当は脆 ( もろ )いクセに。




もう、ね。


自分が鬱陶( うっとう )しかった。


事故ってドブに落ちて、そのまま死ねって。




今 思い出しても苦しいけど、強烈過ぎて忘れられない。




得体の知れないものに 無駄なエネルギーを費やしている癖に、全く想像が出来ない未来を

無闇に怖がり、内容が伴わない生き方から逃げるためにモノと遊びに逃げました。

実家に住んでバカ息子で居られたから、貰った給料は殆ど無くなるまで下らないモノに使う。

貯金なんか、しない。


( 自分は精一杯生きている )


的( まと )外れの、大きなカン違い。


モノも遊びも毎日の充実感が有ってこそ楽しめる事を 知らなかった。


これ以上はもう、生きて行けない。

勝手に追い詰められて、かなりヤバくなりかけた時に 心の中から まっすぐ、ものすごく単純に




モノを作りたい。



が出て来た。 



「 何を? 」

「 わからない 。  何か作る 」。




そんなモン、逃げただけじゃん。

当たりです。でも、他に助かる方法を知らない。

既に三十路( みそじ )も越えた男が、コドモの時から何の進歩もしていない。




信じられない話だろうけど、ソレで実家の仕事、辞めて飛び出ちゃいました。

今から18年位前です。


何の技術も持っていないから、片っ端から知らない会社に飛び込んで

サカリのついた高校生並みに 「 やらして やらして 」って ( 下品ですみません )。

上手くもない自己流のイラスト描いてパンフレットとかチラシに使って貰ったり、看板業の製作や

現場を手伝ったり・・・



良く、使って貰えたと思う。



当然、そんな事で生活は出来ないから最初の1年位、妻に食わせて貰ってました。ヒモと同じです。

必死だし、アセってたし、体もキツかったけど充実してました。


そのうち知識も段々付いて来て、やっぱり飛び込みで仕事取って来て。

でも世間知らずのバカボンだったので、ダマされて逃げられた事や ひどくボッタくられたりとか、

色んな事が有ったけど、不思議と辞めたいと思った事はありません。


それまで1度も経験した事が無いものばかりだったから、良いも悪いも

「 あ、こう云う事なんだな 」って、

少しづつ解って行くプロセスが新鮮で嬉しくて楽しかったし、漸く大人に近付ける気がしました。



新しい事を始めたいと思った時に物理的なものがゼロでも、体を動かしているうちに

自分に合ったカタチが解ってきて、そこで初めて具体的な目標のスタートが切れるもんだと思います。


「 これしかない 」 って思って始めても、「 これ 」に付随したものの方が面白くなって

のめり込むのも大いにアリ。とにかく やってみないと何も判らない。 世間を知らないんだもの。


ただ、色々な「 縛り 」があると、まず そこから脱出するのに大変なエネルギーが要る。

どんな生き方をして来たとしても、それまでの自分を全部、否定しなきゃいけない訳だから。

けど、一度決めてしまえば行ける。

それまでの人生で、本当は中身なんか なんにも無かったんだもの。


それが仕方のない事と、スパッと頭を切り替えて割り切って現状の仕事で苦労を乗り越えた今の自分に

誇りを持っているなら本当の意味で頭の良い人なのかも知れない。


家庭や趣味が出来て、その中に「 生き甲斐 」を見出し、本来の欲求をすり替えたり埋没出来れば

他力本願でも 或る意味、幸せな事。


それでも割り切れないまま抜け出せず、歳月が経ってしまうと社会的な責任がどんどん重くなるのと、

「 いまさら 」って諦める気持ちに苛まれて精神的な辛さから逃れるために、極端な行動に走る以外に

逃げ道が無くなる事も有る。


最近、製紙会社の会長が100億円超をカジノに注ぎ込んで 大騒ぎになっている。

創業家に生まれ、傍から見れば 苦労知らずでココまで来た お坊っちゃんが やらかした。

社会的影響の大きな事件として、殆どの人はそうとしか見ない。


経歴を盾に祭り上げた人にも、そこに生まれてしまった人にも個別の想いと人生がある。

でも、抱えるものが大き過ぎて抜け出せなかった結果、全てを巻き込んでしまった。


きっと、苦しかったに違いない。でも、起こした事実からは逃げられない。


紙一重だった自分の過去と重ね合わせて身震いすると同時に、切なくなる。


規模の大小はあっても、多くの人が この危うさを持って生きているんじゃないかな。



実社会と明確に繋がった喜びが持てないと、自分自身の嘘に押し潰される。



人それぞれだし、自分が経験した事しか話せないから、独立を目指せと鼓舞出来る立場じゃありません。

増して精神的に苦しかった頃の自分と比べて経済的に裕福かと聞かれれば、

残念ながらそうでもありません ( だめじゃん )。


じゃ、何を得たんだと聞かれたら、



毎日、すすんで やりたい仕事が有る。

何とかなるし この先も、何とか出来る。



です。



生き続けている限りは、先々を心配するとキリがない。それは今も同じだし、本音は やっぱり怖い。

その時、その時、結論を出せるのは自分以外、誰もいない。


だから、その瞬間は苦しいけど 反社会的なもので無いなら、

世間体なんかどうでもいいから先ずは自分だけのために

想いが萎んでしまわないうちに出来るだけ好きな事 ヤレ って。

そうして前に進む事が、いずれ関わって行く人達の為にもなって行く。



そう感じてます。



































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